維持するのが大変な海水魚水槽
実はそんな大変な作業を楽にしてくれる便利グッズがたくさんあります
今回は、初心者の我が家が買った物の中から、以下のポイントに絞って8つ厳選しました
・水槽管理を楽にしてくれた物
・水質向上に役立った物
・使って便利だった物
それぞれランキング形式でご紹介いたします
水槽管理を楽にしてくれた物
【第1位】3分でコケ掃除が終わるマグネット
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「水槽管理を楽にしてくれた部門」第1位は掃除マグネットのFLIPPERです
手が濡れずに3分で掃除が出来るアクアリスト必須のアイテムです
しつこいコケは水槽に手を入れてスクレーパーでゴシゴシ落とす必要があります
我が家も購入前は毎週30分かけてゴシゴシしていました
それをマグネットでやる?本当に綺麗になるの?
疑いながら購入して使ってみた結果がこちら
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これは数日コケ掃除をしなかった我が家の水槽で、FLIPPERを右から左に1スライドさせた写真です
ゴシゴシやらなくても、FLIPPERを滑らせるだけで綺麗になります
デメリットとして値段が高いんですが、掃除時間を削減してくれる神アイテムです
【第2位】照明を自動でオンオフ
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「水槽管理を楽にしてくれた部門」第2位はRevexのコンセントタイマーです
面倒なライトのオンオフを自動化出来ます
海水魚飼育では必須のライトですが、付けたり消したりするのが面倒で忘れてしまうこともあります
決まった時間に付けないとお魚の生活リズムも崩れてしまいます
システムLEDであれば時間指定が出来る機種がありますが、数万円〜高いものでは10万円を超えてきます
そんな時に安い値段でオンオフを自動化出来るのが、コンセントタイマーです
最初に設定してしまえば、後は毎朝自動で電源がオンになり、夜にはオフになります
手間が減って重宝しています
【第3位】カルキ抜き不要!人工海水の素
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「水槽管理を楽にしてくれた部門」第3位は人工海水の素でインスタントオーシャンです
面倒なカルキ抜きが不要です
それだけ?って思われるかもしれませんが、計量して…混ぜて…意外と面倒な上、忘れたら大変です
我が家は何度か入れ忘れて、ヒヤヒヤしたことがあります
そんな時に知ったのがカルキ抜き入りの海水の素でした
1作業減らせて重宝しています
水質向上に役立った物
【第1位】6万円で夢のオーバーフロー水槽
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「水質向上に役立った物」第1位はアールズアクアさんのオーバーフロー水槽です
90cmオーバーフロー水槽が6万円で手に入るという高コスパなアイテムです
オーバーフロー水槽とはキャビネット内にサンプと言うミニ水槽を持ち、サンプ内でろ過を行うろ過方式の水槽です
海水魚やサンゴ飼育に最も適した水槽と言われていて、機材が隠せる、酸素供給に優れている、水質が安定するなどメリットが多くアクアリスト憧れの水槽ですが、最大の弱点は価格が高いこと
オーバーフロー水槽で名前が挙がるRedSeaさんのREEFERは、90cmで25万円前後します
長続きするかもわからない初心者が手を出すには高額です
アールズアクアさんの水槽はそんな方におすすめです
![](https://ichiokuenfu-fu.com/wp-content/uploads/2021/01/無題-300x225.png)
蓋やキャビネットなど値段相応な部分もありますが、コスパは最強です
我が家は飼育歴1年の初心者ですが、90cmオーバーフロー水槽でスタートして良かったと自信を持って言えます
【第2位】水質管理の心臓部
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「水質向上に役立った物」第2位は泡で汚れを濾し取るプロテインスキマーです
プロテインスキマーとは海水専用機材で、硝酸塩の元であるタンパク質をバクテリアが分解する前に濾し取ってしまう物理ろ過装置です
海水魚やサンゴ飼育の心臓部で、我が家は元々これ無しで飼育をスタートしましたが、水替えを頑張っても硝酸塩が中々下がりませんでした
お店に相談して勧められたプロテインスキマーですが、設置後は順調に硝酸塩が下がり、プロテインスキマーが濾し取った汚水を見た時に、買って良かったと心の底から思うぐらいすごい色の汚水が取れていました
水換え頻度を下げるための必須アイテムです
【第3位】水の透明度が上がる殺菌灯
![](https://ichiokuenfu-fu.com/wp-content/uploads/2021/03/4CB91D7C-9AC6-4CFB-9DB1-EC9AD2C6C80C-225x300.jpeg)
「水質向上に役立った物」第3位は殺菌灯です
色んな効果がありましたが、1番良かったのは水の透明度が上がった事です
購入前からレビューで知ってはいましたが、想像以上に水が透き通って大満足です
他にもコケの発生が遅くなったり、白点病も蔓延し辛くなったりイイ事だらけです
付けても白点病にかかるため付けないと言う方もいますが、初心者が白点病を治療するのは難易度が高く、少しでも予防になる殺菌灯は付けることをおすすめします
我が家は殺菌灯設置前に白点病でナンヨウハギを☆にしてしまいましたが、殺菌灯設置後は2代目ナンヨウハギを元気に飼育出来ています
使って便利だった物
【第1位】ライブロックも10秒で接着出来る接着剤
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「使って便利だった物」第1位はカミハタさんが販売している接着剤です
ライブロックの接着に重宝していて、安い・早い・強いの3拍子揃った接着剤です
海水魚飼育を初めた頃、ライブロックをセメントで接着していましたが、こねたり乾燥させたりするのに1、2時間かかっていました
しかもセメントの値段が結構高くて馬鹿にならない
そんな時に知ったのがカミハタさんが販売している数百円の接着剤
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これはお店の方が作ってくれたものですが、カミハタさんの接着剤で作られています
数百円なのに強度も高く、液状タイプなのでセメントのようにこねる必要もありません
我が家みたいな初心者でも簡単にライブロックが接着出来ておすすめです
ライブロックの隙間に補助剤を詰めて使うので、こちらも必要になります
【第2位】ラクトフェリン配合の餌
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「使って便利だった物」第2位はメディマリンという餌です
ラクトフェリンという成分が配合されているんですが、これは母乳にも含まれている身体を丈夫にする成分で、あの海水魚飼育のパイオニア日海センターさんもラクトフェリン配合餌をおすすめしています
我が家はナンヨウハギが白点病で衰弱死した時に悔しい思いをし、それ以来このメディマリンを使っています
何度も白点病になっていますが、殺菌灯とメディマリンのお陰で薬に頼る事なく毎回回復しています
白点病は避けては通れない病気ですが、日頃から身体作りをしていれば怖くありません
常に進化する海水魚飼育アイテムを駆使しよう
一昔前まで海水魚を一般家庭で飼育するのは非常にハードルが高かったですが、我が家のような初心者でも飼育出来るのはひとえにメーカーの研究開発や、先輩アクアリストの試行錯誤のお陰です
そんな長年の努力から生まれた便利なアイテムを駆使して、少しでも負担を減らしてみてはいかがでしょう?