1億円夫婦の数少ない趣味の一つ、アクアリウム
趣味と言っても始めてまだ4か月のほぼ素人です
きっかけは、コーナンのアクアリウムコーナーを見た長女5歳の一言
『パパ~メダカちゃん欲しいな☆』

うん、いいよ♪

おい、娘に甘すぎやろ。私ももっと甘やかせよ!
こうしてメダカを買い始めたのですが、部屋に水のちょろちょろ~って音がするのはすごく癒されます!
子供が生き物に触れることもイイ刺激になりますしね
そんな感じでメダカを家族に迎え入れたわけですが・・・
1週間後、熱帯魚のテトラの綺麗さに一目惚れして購入・・・
更に1週間後、グッピーのヒレの美しさに息を飲み購入・・・
更に更に1週間後、ミッキーマウスプラティのラブリーな容姿に夢の国に行かなくてもミッキーに会えるじゃないかと思い購入・・・(錯覚)
↓ちなみにミッキーマウスプラティはこんなお魚です

どうですか?ミッキーに会えたでしょう?(錯覚)
まぁこんな感じで気が付けば4か月経った現在、水槽は3つにまで増え、生体も50匹以上となかなかのはまりよう
そんな中、最近色々と異変が起きており、改めて調べると色々と間違った飼い方をしていることに気付きました
恐らく慣れている方からしたら当たり前のことかと思いますが、初心者ならではの視点で失敗を色々書き残したいと思います
これからアクアリウムを始める方、1億円夫婦同様初心者の方、是非おバカな1億円夫婦の失敗を読んでお魚に快適な水槽作りをしてあげて下さい
超基本!お魚を買う前と買ってきてからやる事
お魚を買う前にやる事
ズバリ、『水を用意しておくこと』です
はい、知ってるー。水道水は塩素があるからカルキ抜きしなきゃいかんのでしょ?1億円夫婦バカすぎー
そう思ったそこの奥様!違うんですよ。奇跡的に1億円夫婦もそれは存じ上げておりましたとも!
この水を用意しておくこと、というのはカルキ抜きをした水を用意するだけではなく、バクテリアをある程度繁殖させた水を用意する、ということらしいのです
バクテリアがいないとどうなるのか?
それはお魚の排泄物から出る有毒なアンモニアが、水中に残ってお魚が病気になったり、最悪☆になってしまいます
これをアクアリウム界では生物ろ過と言い、生体を水槽に入れる前に水槽へ水を入れ、ろ過装置を1週間とか回して生物ろ過をしてくれるバクテリアの繁殖をさせるそうです
ちなみに市販のバクテリア剤というものを注入する方法もあります
これを知らなかった1億円夫婦は水槽と生体を同時に購入し、カルキ抜きしただけの水にメダカちゃんを投入しました
結果は、丈夫と言われるメダカちゃんが2匹とも☆になってしまいました
上記だけが原因ではありませんが、間違いなくメダカちゃんにとってイイ環境ではなかったと反省しております
買ってきてからやる事
これもアクアリウム界では常識なのですが、買ってきてから必ず行うこととして『水合わせ』というものがあります
メダカちゃんが☆になったのはどちらかと言うとこれをやらなかったのが1番の要因かと思います
お魚は水質で体調を崩してしまう生き物で、お店の水槽の水と家で用意している水では色々と違いがあるため、そのまま家の水に放り込むと急激な水質変化で最悪☆になってしまいます
それを徐々に慣らしていく作業を水合わせと言います
水合わせの手順はざっくり以下の通り
<水合わせ手順>
1.買ってきた袋ごと家の水槽へ入れる(これでまず水温を慣らします。我が家は1時間ほどやっています)
2.袋からお店の水を半分ほど取って捨てます
3.袋へ水槽の水を少量入れます(我が家は1回あたり30分で、何度か繰り返します)
4.袋からお魚だけを救って水槽へ
たぶん買う前にちょっと調べたり、店員さんに聞けばわかるレベルの常識だと思います
お店で水合わせしている光景も当たり前のように見ますしね・・・当時はまったく気づきませんでした
まったく知らず、メダカちゃんには本当に申し訳ないことをしました
2回目に買ったメダカちゃん3匹はしっかり水合わせを行い、今も元気に水槽を泳いでいます
水草と底砂の組み合わせ
これも恐らくアクアリストの方々にとっては常識だと思います・・・
いやもうホント、無知ですみません
調査不足ですみません
夫婦揃って衝動買いのプロではあるんですけどね(何
自転車なのに後先考えずにガラスの水槽買ったときはアホかな?って片道20分を自転車漕ぎながら気付いてしまいましたね
そんな衝動買いのプロ1億円夫婦
当然水草も底砂も見た目だけでチョイスして水槽とお魚と一緒に衝動買いしました
育てること2か月

水草が枯れ果てた・・・!
一般的に水草を育てるにはソイルという栄養分を含んだ加工土を使用するのですが、1億円夫婦が買った底砂はゼオライトというもの
ゼオライト単体では植物の成長に必要な栄養が不足していたのです
そのため、水草を育てたいなら『ソイルを底砂にする』もしくは『別途栄養剤を撒く』必要があります
ちなみにソイルと相性の悪いお魚もいます
今1億円夫婦が絶賛ハマり中の『コリドラス』ちゃんです
コリドラスと相性の良い環境・悪い環境
コリドラスはナマズの仲間なんですが、水槽の底を泳ぐ・・・というより這っておりまして、底砂を口でつつきまわすんですね
そのためソイルをボロボロと崩してしまうためソイルとの相性は悪いのです
なんなら植えた水草も掘り返しちゃう可能性もありますので、水草とも相性が悪いです
他にもコリドラスが底を生活拠点としているため、底砂の汚れが彼らの生死に影響します
そのため、底砂を掃除しないといけないのですが、水草を植えていると掃除がし辛く、その点でも相性が悪いです
では、コリドラスと水草は一緒に出来ないの?
そんなことはありません
上記解決方法として流木や石に活着(くっついている)水草があります
ウィローモスやアヌビアス・ナナが定番の活着水草で、アクアリウムショップではよく見かけます
流木などに活着しているため、底砂の掃除の際には流木ごと取り出すことが出来ますし、コリドラスに掘り返されることもありません
なによりオシャレに見えます
↓我が家のコリドラス水槽です 自分で活着させたため、剥がれかけていたり見苦しいですがご容赦を・・・

なんか色々いるのは別の記事で追々書きたいと思いますが、この水槽には今以下の生体が共存してます
・コリドラス(4種類:パンダ、ジュリー、バイオレット、ハイフィンロレトエンシス)
・オトシンクルス
・シュリンプ
・メダカ
底砂は活着水草を利用しているため、ソイルは不要となり、コリドラスと相性のいいSUDOのボトムサンドを利用しています
この底砂が相性の良い理由としては、
1.角が尖っていない(尖っているとコリドラスが口を切る可能性有)
2.コリドラスは本来川底の砂を口に入れて微生物を食べ、砂をえらから排出するため、小さい砂が良い
3.小さい砂で餌を探す通称『もふもふ』が見られる
もふもふは見ていて本当に癒されます・・・
こんなにコミカルな動きをするお魚がいるなんて、アクアリウムにハマって良かったです