現在3つの水槽でアクアリウムを楽しむ1億円夫婦です
もう立派に趣味と言っていいぐらいはまっていますが、初めたきっかけは長女のメダカ飼いたい発言です
そんな初めて購入したお魚メダカちゃんですが、最初は水合わせを知らずに買ってきたのをそのままドボンして全滅
無知って恐ろしい・・・後から水合わせの重要性を知り、リトライ
その後順調に成長して稚魚も50匹ほど生まれました
そんなある日、稚魚も含めまたしても全滅・・・なんで?!
色々調べた結果判明したアクアリウム初心者の1億円夫婦がやらかしたことを、反省も含め記事に残し、少しでも同じようにお魚を☆にする人が減る役に立てば幸いです
メダカ全滅の原因
結論から言いますと「水換え時の掃除」が原因です
掃除はいつも1週間に1回やっていました
いつもと違ったのは「底砂を大掃除した」という点です
この掃除の後、水が白く濁りました 掃除したばかりでそのうち濾過されて解決すると思ってほったらかしていましたが、数時間後お魚達の様子が変になりました
普段中層を泳ぐのにやたら水面ギリギリを泳ぐメダカ
体の後ろが浮かび上がって逆立ちみたいになるコリドラス
猛烈なスピードで変な動きをするオトシンクルス
これはおかしいぞ、そう思って避難させましたが、時すでに遅し、時間が経つにつれ☆になっていき
生き残ったのはコリドラスだけでした
数十匹いたメダカは稚魚も含め全滅・・・
本当にかわいそうなことをしてしまいました
なぜ、水が白く濁ったのか?ですが、底砂を一気に掃除したことで、底砂に定着していたバクテリアが激減したのが一番の要因だと思います
結局その後2日経っても水の濁りは消えず、水槽のリセットを行いました
では、どう掃除するのが正解だったの?
そもそもバクテリアってどんなもので、どんな働きをしているの?
アクアリウムをされている方からすると常識だと思うことばかりかと思いますが、1億円夫婦のような初心者で勉強をしていない方は、これを機に理解してお魚の☆を予防しましょう
バクテリアについて
そもそもバクテリアとは?
なんか水を綺麗にしてくれるやつ
こんなレベルでしか認識していませんでしたが、実はすごく重要なやつらなんです!
お魚も当然排泄を行うわけで、この排泄物であるアンモニアがお魚にとって猛毒なんです
これを分解して亜硝酸塩に変えてくれるのがアンモニア硝化菌というバクテリアです
ただし、亜硝酸塩もアンモニアに比べると遥かに良いそうですが、無害ではありません
亜硝酸塩を更にほぼ無害な硝酸塩に分解してくれるのが亜硝酸硝化菌というバクテリアです
アンモニア(猛毒)>>>亜硝酸塩(有害)>>>硝酸塩(ほぼ無害)
いかにバクテリアを増やして、アンモニアを硝酸塩まで分解するかが大事なわけですね!
バクテリアを増やすには?
バクテリアを増やすのに必要なのは以下の通り
・凹凸が必要
まずバクテリアには酸素が必要です
濾過装置で水面を揺らして酸素を取り込みましょう
バクテリアのためにエアレーションを置く方もいるそうですが、我が家は置いてません
次に凹凸を意識することです
バクテリアは微細な凹凸に棲みつくため、水槽に何もいれないよりこれらを用意する方が棲みつきやすくなります
例えば濾過装置の濾材、底砂、水草、流木などがあります
濾材に多孔質のものを使うなど工夫次第でバクテリアの棲みやすい環境が用意できますので、この辺りを水槽立ち上げ時に考えましょう
掃除はバクテリアに配慮する!
バクテリアのことを理解した上で、先ほどの掃除の失敗例を振り返ってみましょう
底砂を大掃除したわけですが、そこはバクテリアの住み家でもあります
大きなホースで全体を吸い尽くし、綺麗になった砂を見てご満悦の1億円夫婦
バクテリアからしたらたまったもんじゃありません
底砂の掃除は大事なのですが、一度に全部掃除したのは大失敗でした
やるなら半分だけ掃除し、翌週にもう半分を行う というように、バクテリアが急激に減らないように掃除するのがいいそうです
また、1億円夫婦はやっていませんでしたが、濾過装置の掃除と底砂の掃除を同じタイミングで行う人も要注意です
濾過装置にもバクテリアは棲みついていますので、別日でそれぞれどちらかを掃除するようにし、バクテリアの急激な減少を避けましょう
それから掃除に使う道具ですが、1億円夫婦は30cm水槽にも45cm水槽にもかなり大容量に吸えるホースを使っていましたが、これもよろしくなかったです
勢いよく水がなくなるので、急いで掃除しないと水がなくなるという焦りから大胆に底砂を吸っていました
アクアリウムショップの店員さんに相談してプロホースという道具を買いましたが、すごく使いやすくオススメです
一番のポイントは水の吸い上げが片手でポンプを押すだけで出来ることです
水量も簡単に調整が出来ますので、30cmや45cm水槽は焦らずじっくり底砂付近や底砂そのものを掃除出来ます
バクテリアをよく理解し、プロホースで底砂半面掃除をし始めてからは今のところ☆になった子はいません
皆様のアクアリウム生活のお役に立てば幸いです