・性格は臆病で飼育難易度は少し高い
・メスからオスへ性転換する
・飛び出すことが多いので蓋は必須
ピンク、オレンジなど海水魚の中でも温かみのある美しい色合いが人気のハナダイ
サンゴ礁では群れて生活しており、ダイバーの間でも人気のお魚です
サンゴ水槽にも映えるため、水槽にお迎えする方は多いですが、ハナダイは餌付けが難しい種類がいます
中でもハナゴイと呼ばれるグループは難易度が高いのですが、アカネハナゴイはそのハナゴイの中では比較的簡単で飼育される方が多いです
我が家も海水魚を初めた時からアカネハナゴイを飼育していますが、飼育してみてわかったことをまとめました
アカネハナゴイってどんなお魚?

オススメ度 | |
---|---|
餌付け | |
混泳 | |
相性の悪かったお魚 | なし |
価格 | (1,400円前後) |
アカネハナゴイはハタ科の仲間で、赤い背びれや薄いオレンジの体色が美しいお魚です
水族館でも人気で、海水魚ショップでもよく目にする観賞魚です
ハタ科のお魚はほとんどの種類が初めメスとして生まれ、成熟するとオスに性転換します
自然界ではオスが複数のメスに囲まれるハーレム生活を送っています
ハナダイの中にハナゴイと呼ばれるグループがいますが、ハナゴイはハナダイよりも口が尖っているのが特徴です
人によってはアカネハナゴイの飼育は簡単で初心者にオススメとされていることがありますが、我が家は少し難しめだと感じました
とは言え、我が家は海水魚を初めた時に購入して今も飼育していますので、初心者は不可能というわけではないです
ポイントを掴んで飼育にトライしてみてください♪
餌付けが最大の難関

アカネハナゴイは臆病な性格をしています
個体によりますが、初めて水槽にお迎えしたときは、高確率でライブロックに隠れて出てこなくなります
餌をあげても出てこないなんてこともあります
ここで餌付けに成功するか失敗するかがアカネハナゴイ成功のカギとなります
環境に慣れてくると少しずつ出てくるようになりますので、下手にいじくり回さないで様子を見ましょう
また、他のお魚が餌を食べているのを見ると警戒心が和らぎますので、餌付けがしやすいお魚を混泳させると餌付けが成功しやすいです
我が家はデバスズメダイ、ハタタテハゼと混泳していて、この子達がバクバク食べているのを見て食べるようになりました
餌は4種類あげていますが、よく食べているのはメガバイトレッドとメディマリンです

混泳は基本問題なし

アカネハナゴイは臆病なので、多種をいじめたり捕食することはありません
サンゴとも相性が良く、基本的には混泳で困ることはありません
一方で、性格のきついお魚には追いかけられることがありますので、そういったお魚を入れる場合は注意しましょう
我が家ではフレームエンゼルが時々追いかけています
隠れるのは上手なので、しっかりライブロックで隠れ家を作ってあげれば混泳の成功率はあがります
ライブロックは天然より人工がオススメです

ライブロックの接着にはカミハタさんの接着剤が10秒で接着出来てめちゃくちゃ便利です

初めてハナゴイに挑戦するならアカネハナゴイ
餌付けが若干難しいですが、初心者でも挑戦可能なハナゴイだと思います
ハナダイを群泳させるアクアリストは多く、ハマると楽しいお魚の一種です
是非トライしてみてください♪