アクアリウム

アクアリウム超初心者が始める90cmオーバーフロー水槽

この記事は―――

90cmオーバーフロー水槽の始め方を、超初心者だった筆者が超初心者視点でまとめた記事です

・揃えた物は?

・立ち上げ手順は?

・オススメのお魚やサンゴは?

・苦労したことは?

筆者は90cmオーバーフロー水槽で海水魚やサンゴを飼育し始めて2年目に突入していますが、もしも今、過去の超初心者だった自分にオススメするなら―――

間違いなく90cmオーバーフロー水槽で始めることをオススメします

筆者がどのぐらい超初心者だったかと言うと・・・

<筆者のアクアリウム歴>

・初めて買ったメダカを水道水に入れて1日で死なせる

・テトラやコリドラスなどの淡水魚を飼育、掃除に失敗して水槽崩壊で9割を死なせる

自分の無知が原因で死なせてしまった生体達には本当に申し訳なく思い、日々勉強をしています

こんな超ド素人からすると、海水魚やサンゴはわからないことだらけ・・・むしろわかることが1つもない

水槽のサイズはどれにしたらええん?
オーバーフロー水槽って何??

そんな経験を、海水魚やサンゴ飼育初心者の方の参考になるようまとめました

なんで90cmのオーバーフロー水槽?

90cmオーバーフロー水槽がオススメな理由

・本格的に見える

・水質が安定する

・機材が隠せる

・飼育出来る種類と数が増える

水槽は小さい物で幅30cmから、大きい物は120cmや特注で更に大きな物まで色々なサイズがあります

その中で90cm水槽は初心者〜中級者向けの中型水槽です

そしてオーバーフローというのは、水を綺麗にするろ過方式の1つで、現在オーバーフローが海水魚・サンゴ飼育では最適なろ過方式と言われています

その2つを組み合わせた、90cmオーバーフロー水槽がオススメなのは何となくわかっていただけるでしょうか?

ただしデメリットとして価格が高い物が大きいという点はありますので、向いていない人もいます

90cmオーバーフロー水槽が向いていない人

・とにかく安く始めたい

・置く場所がない

・数匹飼育出来れば満足

・大型種をたくさん飼育したい

上記に該当しない方にはメリットがたくさんあります

メリット1:本格的に見える

海水魚やサンゴを飼育する理由は鑑賞です

30cm水槽のような小さい水槽は安く手軽に始められる分、飼育出来るのは数匹程度で種類も限定されますので、どうしても見応えがありません

90cm水槽ならそんなことはありません

我が家の90cmオーバーフロー水槽

・お魚30匹以上

・キイロハギなど10cmを超えるお魚も

・サンゴも10個体以上

ここまでいくとかなり本格的に見え、家に来た人はみんなビックリします

綺麗!って感動してもらえる立派なインテリアにもなります

お魚が好きで水の音やお魚たちの美しさに癒やされていますが、みんなに綺麗って言われると嬉しいですよね

メリット2:水質が安定する

アクアリウムでは水量が多いほど水質が安定します

水質と一言で言っても、実は色々なものがあります

・汚れ(硝酸塩等)

・水温

・塩分濃度

・pH(ペーハー)

など・・・

30cm水槽など小型な水槽は、水がすぐに汚れてかえって水換えの手間が増える可能性がありますし、水温などの変化も受けやすいです

水量がたくさん確保できる90cm水槽は30cmなど小型な水槽よりも水質が安定します

オーバーフローをオススメしているのも水質が安定するからです

同じ90cm水槽でもろ過方式がオーバーフローとそれ以外では水質の安定度に差があります

種類 説明
外掛け ろ過能力
水槽の淵に引っ掛けるタイプ
◎最も安い
×大きな水槽は不向き、塩だれに苦労する
上部 ろ過能力
水槽の上に置くタイプ
◎コスパが高い
×見た目が悪い、掃除やライトの邪魔
外部 ろ過能力
水槽の外に置くタイプ
◎見た目がスッキリ、コスパが高い
×酸素不足になりやすい、掃除が面倒、油膜が貼りやすい
オーバーフロー ろ過能力
キャビネット内にサンプ(ミニ水槽)を置くタイプ
◎最もろ過能力が高い、機材が隠せて水槽内が綺麗
×価格が高い、落水音がする

上部式は見た目に難があり、掃除とライトの邪魔になります

外部式は掃除の手間や酸素不足など問題点があります

オーバーフロー唯一の欠点は価格が高いことですが、お金が許すなら選ばない理由はないです

メリット3:機材が隠せる

オーバーフローは機材を隠せて、水槽がより綺麗に見えます

他のろ過方式の場合、水槽内に機材を入れる必要がありますが、オーバーフローの場合ほとんどがキャビネットやサンプ内にしまえます

我が家で水槽内に入っている機材は水流ポンプのみです

プロテインスキマーやヒーターなどは全てキャビネット内のサンプの中です

メリット4:飼育出来る種類と数が増える

水質が安定していて、遊泳スペースも大きい90cmオーバーフロー水槽は、飼育出来るお魚の種類と数がかなり本格的になります

<30cm水槽のような小型水槽だと飼育が難しい>

・大型のヤッコやチョウチョウウオ

・混泳の相性が悪い組み合わせ

・群泳

90cmオーバーフロー水槽は十分な遊泳スペースがあり、ある程度大型のお魚も飼育出来ます

種類によりますが、飼育数も10を超えて飼育することが出来るでしょう

少々過密ですが、我が家は30匹ちょっと飼育しています

群泳なども楽しめますし、後々飼育したい種類が増えても大丈夫なように大きめの水槽で始めるのをオススメします

30万円ぐらいは必要

ただ始めるだけなら15万円ぐらいで出来ますが、それなりに本格的に見せる場合30万円ぐらいはします

アクアリウムの機材はかなりピンきりで、90cmオーバーフロー水槽1つ取っても数万円〜30万と幅があります

周辺機材も一つ一つを高性能なもので揃えていくと、かなり高額になります

我が家でお金のかかった機材の一例

・90cmオーバーフロー水槽:7万円

・プロテインスキマー:6万円

・水流ポンプ:1万8千円

・LEDライト:1万4千円

合計16万2千円

この他にも色々揃えていき、結局我が家は50万円しました

機材は人によって必要なものが変わってきますし、必要論不要論のある機材などもあります

例えばお魚の病気の原因となる菌を殺す機材殺菌灯というものがありますが、必要という方もいれば不要という方もいます(我が家は必要派)

添加剤も色んなものがありますが、価格に見合う効果があるかは人によって考え方が違います

お魚も200円ぐらいの子もいれば、10万円を超えるようなお魚もいます

上を見るとキリがないですが、予算に合った飼育も出来ますので飼育したいお魚とお財布と相談するのがいいと思います

30cm水槽なら数万で始めることが出来るようになりましたが、飼育数を増やしたくなったときにサイズアップしたり、水槽を増やすとかえってお金がかかってしまいます

初期費用は多少かかりますが、初めに90cmオーバーフロー水槽を購入した方が結果的に安くなる可能性もあります

お魚は絶対に増やさない!飼育出来る種類も限られていてOK!という方以外は、90cmオーバーフロー水槽をオススメします!

必要な物は人によって違う

飼育する種類によって必要な物は変わってきますし、殺菌灯のように効果があると思う人もいれば、ないと思う人もいるような物もあります

<最低限必要な物>

・90cmオーバーフロー水槽

・海水の元d

・餌

・ろ材

・循環ポンプ

これらはとにかくないと始まらない物です

水槽を立ち上げるならこれだけでも何とかなりますが、長期的に安定飼育するなら以下も揃えていく必要があります

<後々揃えていきたい物>

・プロテインスキマー

・ライブロック

・底砂

・水流ポンプ

・ライト

・硝酸塩除去剤

・ウールマット

以下の記事で我が家が買った物やオススメアイテムなどをご紹介しています

水槽を立ち上げる手順

我が家が90cmオーバーフロー水槽を立ち上げた際の手順を、失敗談を交えながらご説明いたします

水槽設置

水槽はどこにでも置けるわけではありません

水槽が置ける条件

直射日光が当たらない

水平である

重さに耐えられる

まず直射日光が当たらない場所を選びましょう

日光は「水温上昇」「コケの増殖」に繋がります

水槽という狭い世界では直射日光による水温変化が、お魚には致命傷となってしまいます

お魚にとって1℃の変化は大きな変化なので、気をつけてあげましょう

特に30cmなどの小さい水槽は水温が変化しやすいので要注意です

次に水平かつ重さに耐えられる場所か確認します

水槽は水が入るとかなりの重さになります

90cmともなると重さは200kg近くになります

そのため荷重が均一でないとキャビネットの一部に負荷がかかり、倒壊してしまう可能性があります

必ず水平器を使って、設置場所が水平であることを確かめましょう

加えて床が耐えられるか確認をしましょう

建築基準法では住居は180kg/㎡は支えられるように作りなさいと定められています

ただし上記建築基準法の数値は最低水準で、鉄筋コンクリートのマンションなどはそれより余裕があります

90cm水槽であれば補強工事は不要な可能性が高いですが、一軒家であれば施工業者、マンションであれば管理会社などに確認をしましょう

我が家はマンションで管理会社に確認しましたが、問題ないという回答でした

それから条件ではないですが、水槽を置くとオーバーフロー管からの落水音、水流ポンプの動作音など多少音がする可能性があります

機材によっては静音性の高いものもありますし、音を小さくする対策などもありますので、寝室に置きたい方は実店舗でどの程度の音か聞いたりして判断することをオススメします

場所が決まったらキャビネットと水槽を設置していきます

設置する際は必ず地震対策をしましょう

地震で水槽が倒れてしまったら・・・悲惨な状況が想像できます

我が家は床とキャビネットの間に「ジェルパッド」を挟んで固定しています

キャビネットを置いたら水槽用マットを敷いてから水槽を置きます

マット無しで直接置くと割れる恐れがありますので、かならずマットを敷きましょう

水槽が置けたら最後に水平器で水平であることを確認しましょう

機材の設置

オーバーフローは、水槽内の汚れた水をキャビネット内のサンプ(ろ過を行うミニ水槽)へ落としていきます

そのための塩ビ配管を繋いでいく作業がいります

失敗しないように全体像を理解しましょう

一定水量を超えた水が、この黒い管の中に流れ落ちていきます(黄色矢印)

落ちた水はろ過をされ、戻ってきた綺麗な水が再び水槽内に放流されます(赤色矢印)

我が家は水槽に放流する管を水面より上にしています理由は2つあります・停電などでポンプが止まった時、水が逆流しないため

酸素供給

※前者はサイフォンの原理と言って、高いところから低いところへ水が落ちる原理があり、ポンプが止まると管が水面より上になるまでひたすら水がミニサンプに落ちて大惨事になります

黒い管から落ちた水は、下図のルートを辿って水槽内に戻ります

1.ウールマットで糞や残り餌などを物理的に取り除く

2.ろ材に定着しているバクテリアが生物ろ過を行う

3.プロテインスキマーでたんぱく質など不純物を濾し取る

4.ポンプで本水槽へろ過された水を戻す

5.戻す前に殺菌灯で滅菌する

6.滅菌された水を塩ビ管へ送る

7.本水槽へ

水がどう流れていってどう戻ってくるか、なんとなくわかりましたか?

これは我が家の一例のため、細かい点は人によって異なりますが、基本的な流れを掴んでいただくためにご紹介しました

例えば我が家はクーラーを使っていませんが、使う方は殺菌灯の後ろに付ける方が多いです

我が家と同じアールズアクアさんのオーバーフローを使われる方は、ほぼ同じになるかと思います

さて、全体像がわかったところで配管作業と機材設置です

配管は、はめ込むだけで使えるものもありますが、水漏れが怖い方はホームセンターで売っている塩ビ配管用の接着剤を利用して接着しましょう

我が家は接着しました

配管の出口はサンプのウールマットを置く位置に持ってくる必要があります

位置に問題がないかサンプを置きながら確認して接着しましょう

配管が出来たらサンプを置いて、中にろ材を入れていきます

その上にウールマットを敷いたウールマットボックスを置きます

サンプの真ん中にはプロテインスキマーを置きます

我が家はヒーターもここに入れています

そしてサンプの左側には、本水槽へろ過された水を戻すための汲み上げポンプを設置します

汲み上げポンプと配管の途中には殺菌灯を設置し、ろ過された水がポンプで汲み上げられ、殺菌灯で殺菌されてから本水槽へ戻る形になっています

我が家はクーラーを設置していませんが、もしクーラーを設置する場合は、殺菌灯の後がいいとされています

これは殺菌灯で水温が上がるため、その後にクーラーで水温を設定温度に冷やしてから本水槽に戻すためです

我が家は水槽用にクーラーは設置せずに、人間用のクーラーで部屋ごと冷やしています

(我が家の失敗談)

再び先程の図の登場です

5〜7でポンプ ー 殺菌灯 ー 配管を繋ぐチューブが必要なのですが、付属されていると思っていたらなくて、追加で買いに行く羽目になりました

この部分ですね

循環ポンプで水を本水槽へ戻すため、ポンプとオーバーフロー管を繋ぐチューブがいります(我が家の場合は殺菌灯と繋ぐチューブも必要でした)

ホームセンターへ行ったんですが、ホームセンターのものでは伸縮性が低く、上手くはまらず・・・

内径、外径が異なるいくつかの種類を買って全部試すも、はまらなかったり水漏れしたり

結局アクアリウムショップで専用のチューブを購入するはめになりました

始めから専用のチューブを購入しておくのをオススメします

水槽へ海水注入

いよいよ水を入れていきますが、まずは水漏れがないか確認します

配管の水漏れチェックは、本水槽のオーバーフロー管に直接水を入れて確認します

バクテリア付きのろ材を使う場合、水道水だと死滅してしまいますのでカルキ抜きした水を使いましょう

汲み上げ部分の水漏れチェックは、サンプにあるポンプの区域に水道水を入れてポンプをONにして実際に水を汲み上げてみます

水漏れしていないことが確認出来たら、本水槽へ水を入れていきます

一般的なやり方は、底砂を敷いてその上から底砂が舞わないようビニールを敷きます

そしてバケツで作った海水をゆっくり入れていきます

ただしこの方法には弱点があり、90cm水槽だと10Lバケツで20杯海水を用意する必要があります

海水を用意するのも、いちいち計りながら入れるのがめんどくさい(夫婦揃ってO型)

そこで我が家は本水槽の中で海水を作ることにしました

200Lの水道水をホースで一気に入れてしまってから、カルキ抜きを入れて海水の素もある程度まで適当に入れ、最後の方で塩分濃度を計りながら調整しました

バクテリア付きの底砂やライブロックを使う場合は、カルキ抜きが終わってから入れるか、水道水ではなくカルキ抜きした水を入れましょう

我が家はバクテリア付きの底砂を使ったため、カルキ抜きや海水の素を入れて水が出来上がった後に底砂を入れました

砂が舞ってしまって水が濁りますが、空回し運転を2週間ほどしなくてはいけませんので、濁ってもまったく問題ありません

底砂とライブロックでレイアウト作り

次は底砂を敷いていきます

我が家のやり方は海水を入れた後で底砂を敷いていきますので、かなり舞って濁りますが空回しで2日もすれば綺麗になります

底砂が敷けたらライブロックでレイアウトを作っていきます

ライブロックは後々崩れないように水槽の外で接着してから入れていきます

生体によっては穴を掘ってライブロックが倒壊することがありますので、接着必須です

我が家も一度、オトメハゼが穴を掘った拍子に接着していないライブロックが倒れてしまいました

幸運なことに水槽のガラス面には当たらず事なきを得ましたが、ガラスに当たって傷が入ったら・・・考えただけでも恐ろしいです

接着が出来たら水槽へライブロックを入れてレイアウト完成です

(我が家の失敗談)

我が家はライブロックを底砂に直置きしていますが、これにはデメリットがいくつかあります

・ライブロックが傾いた

・接地面が止水域となり硫化水素など危険の温床になる

ベントスハゼを飼育すると、本当にそこら中穴だらけにされます

掘る場所によってはライブロックが傾き、水槽ガラス面にコツンなんてことがちょくちょくあります

また、接地面は水や酸素が運ばれず、硫化水素というお魚に猛毒なものが発生する原因となります

硫化水素は水に溶けやすく、何かの拍子で底砂の中から水に溶けたら最後、水槽内の生体を全滅させる恐れがあるぐらい恐ろしいものです

これを回避すべく、「底砂を薄く敷く」「目の粗い底砂を使う」「ライブロックを浮かせて設置する」などが必要になります

特にパウダータイプの底砂を厚く敷き、ライブロックを直置きするのは非常に危険なのです

そう、我が家です

ジョーフィッシュやベラなど底砂に潜るタイプを飼育しているため、パウダータイプでそれなりの底砂を敷かざるを得ないのですが、ライブロックを浮かせておけば良かったと後から後悔

ライブロックを浮かせるには専用のライブロックスタンドがありますが、100均の猫よけでも代用できるそうです

一度お魚を全て避難させて作業をしようと考えていますが、皆さんはこうならないようにご注意ください

空回しでバクテリアを繁殖させる

水を綺麗にしてくれるバクテリアが繁殖するまではお魚を入れることが出来ません

繁殖するまでポンプを回して空回し運転を行います

ポンプは回さないとダメなの?と思われた方もいるかもしれませんが、ろ過を行うバクテリアは酸素を必要とするため、水を動かして酸素を取り込む必要があります

具体的に何日回せばバクテリアが繁殖するのか?は明確に基準がありません

2週間〜1ヶ月と言われることが多いです

我が家の場合はバクテリア付きのろ材と底砂を使い、バクテリアがいる熱帯魚水槽から飼育水を持ってきたりしました

その状態で1週間空回ししてお魚を投入しましたが、上手くいきました

少しでも早く始めたい方はバクテリア付きのろ材や底砂を使いましょう

パイロットフィッシュで水質検査

バクテリアが繁殖しているかどうかをチェックするために、パイロットフィッシュを導入します

要は一匹入れてみて水質テストを行うわけですね

このパイロットフィッシュはバクテリアが不足していると、最悪死んでしまう可能性がありますので高価なお魚は不向きです

また、テストをしたいのに餌付けが難しくて餓死するようなお魚も不向きです

向いているお魚の条件は以下の通りです

・餌付けが簡単

・丈夫

・安い

我が家がオススメするのは「デバスズメダイ」です

デバスズメダイは全ての条件を満たしていてパイロットフィッシュとして最強です

価格は300円前後です

ただ、小さい個体や状態の悪い個体は水質がよくても投入直後に☆になる可能性がありますので、それなりの大きさで状態の良い個体を選びましょう

我が家は我慢出来ずに、パイロットフィッシュは「デバスズメダイ×3匹」「アカネハナゴイ×3匹」「ハタタテハゼ×1匹」の計7匹をお迎えするという暴挙に出ました

ハタタテハゼはともかく、アカネハナゴイは餌付けが難しく、今にして思えばかなり無謀だったなと思います・・・

一応みんな元気にテストを乗り越えましたが、早る気持ちを抑えられる方は是非デバスズメダイ始めましょう

パイロットフィッシュを投入してからは毎日水質チェックを行います

硝酸塩と亜硝酸塩、アンモニアの三種類を毎日検査して、異常値となっていないかを確認します

1週間経って異常値がでなければバクテリアは定着していると見て大丈夫でしょう

本番稼働

いよいよ本番稼働です!

好みのお魚を選んで少しずつお迎えしましょう

大事なのは、少しずつお迎えしながら水質を検査することです

硝酸塩や亜硝酸塩が高い場合、バクテリアのろ過能力よりお魚が多いことになりますので、バクテリアの繁殖を待つ必要があります

また、お魚は性格や入れる順番、体の大きさなどで力関係が決まります

基本的に先に入れたお魚の方が強いですし、大きい個体の方が強いです

この辺も考えながらお魚をお迎えしていきましょう

ここまで立ち上げについて解説しましたが、なんとなくわかっていただけましたか?

オススメの海水魚は?

どんなお魚がいるの?簡単なお魚は?この子は混泳させていいの?

いざお魚をお迎えするときめちゃくちゃ悩みました

特に混泳には頭を悩まされました

我が家と同じように悩まれている方のために、我が家が飼育したお魚の中からオススメや喧嘩した組み合わせなどをご紹介します

是非参考にしてみてください♪

わからないことがあるんだけど?

初めてみてからも悩みは尽きません

白点病になったけど、どうしたらいいの?

お魚が体を擦って痒そうなんだけど、どうしたらいいの??

突然餌を食べなくなったんだけど、どうしたらいいの???

我が家も日々悩みや疑問を持って飼育していますが、経験してきたことを出来る限りまとめていっていますので、参考にしてみてください

この記事がこれから始める方の参考になり、マリンアクアリウムの人口が増えると嬉しいです♪