・クダゴンベの飼育は簡単?注意点は?
・少し変わったお魚を飼育したい!
こんにちは!お金、お魚、旅行大好き1億円夫婦です
今回はチェック柄で愛くるしい見た目の「クダゴンベ」をご紹介します
メジャーなお魚で価格も手頃なため手を出しやすいお魚ですが、我が家は要注意なお魚だと思っています
クダゴンベってどんなお魚?
オススメ度 | |
---|---|
餌付け | |
混泳 | |
相性の悪かったお魚 | ハタタテハゼ |
価格 | (2,000円前後) |
白と赤のチェック柄に尖った口が特徴的なお魚「クダゴンベ」
名前にもある通り、ゴンベという種類の一種です
マリンアクアリウムでは人気の種類ですが、中でもこのクダゴンベは細長い体や美しいカラーから特に人気のお魚です
しかし、実際に飼育してみて、この子には色々苦労をしました
悪戦苦闘してようやく落ち着いて飼育出来ていますが、注意点が色々ありますので、飼育される方は知った上で飼育することをオススメします
飼育は簡単?注意点は?
何かに乗っている時間が長い
クダゴンベに限らないですが、ゴンベは泳ぐより何かに乗っている時間が長いです
それ自体は見ていてかわいいんですが、問題は「何に乗るか」です
我が家のクダゴンベはトサカサンゴを気に入ったのですが、サンゴからすれば何もいいことがなく、トサカサンゴは連日ポリプが開けず調子を崩してしまいました
追い払ったり、サンゴに乗れないよう網で覆ってみたりと色々試したんですが、まったく気にすることなく隙間から侵入して乗ったりします
他にもミドリイシやキクメイシなどありとあらやるサンゴに乗り、ものすごく困っていました
写真にも写っていますが、ある日掃除用具の「FLIPPER」を買って水槽に入れっぱなしにしていたら、クダゴンベがめちゃくちゃ気に入り、それ以来サンゴに乗る時間が激減しました
FLIPPER様のお陰で今はサンゴと共存出来ています
我が家は上手くいっていますが、飼育する場合はクダゴンベがサンゴに乗る可能性があることを知っておきましょう
甲殻類を食べる
クダゴンベは自然界では小型の甲殻類を食べています
そのため水槽内にシュリンプを飼育していると捕食される可能性があります
我が家にはスカンクシュリンプがいますが、クダゴンベと同じぐらいの大きさなので混泳出来ています
ただ、隠れているというのもあり、時々オトメハゼに巣穴を埋められて表に出てくるんですが、その際はクダゴンベにものすごく攻撃されてハラハラします
よくスカンクシュリンプの髭が食べられて短くなっています
我が家はたまたま上手くいっていますが、基本は混泳NGと思った方がいいです
どうしても飼育したい方は大き目の甲殻類にして、隠れる場所を作ってあげましょう
気が強く混泳は難しい
動物食性なため、小型のお魚を捕食する可能性があります
我が家でも小型のスズメダイ系やハゼ、ベラなどがよく突かれたり追われたりしています
クダゴンベはあまり泳がないので一瞬のことですが、頻繁に攻撃している印象です
特にハタタテハゼは一時期かなりいじめられて、ライブロックから1週間ほど出てこなくなったこともあります
サンゴによく乗るので、菜箸や網で追い払ったりしていたのですが、慣れてきたら菜箸にも網にも攻撃するようになるなど、かなり気が強いです
クダゴンベより小さい個体を入れる場合は注意しましょう
突然拒食状態になることがある
原因不明ですが、何故か突然餌を食べなくなる時期があるそうです
我が家では拒食にはまだなったことがないのですが、小食になったことがあります
餌が出てくるスポイトの前でぼーっと餌を見て、2、3口だけ食べてFLIPPERに戻るみたいな・・・
普段ばくばく食べるんですけど、時々そんなことがあります
食べないと心配になりますが、この時期はじっと待つ他ありません
大き目の水槽で蓋必須
クダゴンベは泳ぎ方が独特です
繰り返し上下移動したり、水槽の端から端まで猛スピードで泳いだり泳ぐときは広く泳ぎます
そのため60cm以上をオススメします
45cm以下でも飼育出来ますが、クダゴンベ自身も10cm~15cmほどまで成長することも考えると、なるべく大き目の水槽で泳がせるとストレスが少ないと思います
また、水面付近にいることもあり、その際に驚いて飛び出してしまう可能性がありますので、蓋を必ずしましょう
色々と問題の多い子なのでオススメ度は低めとしていますが、見た目はとてもかわいいです
注意点を押さえた上で、飼育にトライしてみてください♪
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