以前アカネハナゴイが体を擦っていたときに、寄生虫が付いていると判断して淡水浴を決行しました
初めての淡水浴でビクビクでしたが、結果は寄生虫が取れて元気に快復をしました
安心していたのですが、1週間ほど経過したある日
同じアカネハナゴイがまた体を擦りはじめました
更にヤエヤマギンポやハタタテハゼも擦りはじめました
擦る度に淡水浴していてはお魚の体がもたない・・・!
そんな時教えてもらった対寄生虫兵器を投入したら一発で解決しました
今日はそんなお話
対寄生虫兵器 その①ホンソメワケベラ
淡水浴は効果があったものの、お魚の体力を奪うのは間違いないので出来ればやりたくない
ということで考えたのが、寄生虫を食べるクリーナーフィッシュの導入です
調べて出てきたのがこの子

(画像出典:charm楽天市場店)
ホンソメワケベラ!
名前にある通りベラの仲間で、お魚の口の中を掃除したり肌についている寄生虫を食べるそうです
こいつは素晴らしい!早速購入しにいこう!
るんるん気分でアクアリウムショップへ行って見てみました
すると・・・
あれ・・・
なんかみんなうっとうしそうにしてて逃げてない??
ホンソメが追いかけ回してみんな逃げ回っているように見えたので、店員さんに聞いてみました

あの、このクリーナーフィッシュを買おうと思ったんですけど、みんな逃げてるように見えるのはなんでですか?

ホンソメはしつこくて、寄生虫ついてなくても追いかけてなめまわすんですよ~。だからみんな迷惑そうにしてます(笑)
やだ・・・「クリーナー」フィッシュじゃなくて「ストーカー」フィッシュ・・・?

時々体かじっちゃうぐらいしつこいですよ
あとホンソメが掃除してくれるのは小さい内だけで、大きくなると餌だけ食べるようになっちゃって普通の魚と同じになっちゃいます
まじか!使えへんやん!
ということでホンソメワケベラは我が家の目的に沿わず、断念
対寄生虫兵器 その②スカンクシュリンプ

寄生虫対策ならこっちの子がオススメですよ
店員さんに事情を説明して、オススメされたのがこちら

(画像出典:charm楽天市場店)
スカンクシュリンプ
熱帯魚水槽でシュリンプが大繁殖していたこともあり、なんとなく海水魚水槽にシュリンプはいれなくてもいいや、と思っていたためノーマークでした
お魚以外にシュリンプでもクリーナーが得意な子がいました
先ほどのホンソメワケベラと違い、自発的にお魚を掃除しにいくわけではなく、受け身らしいです!
掃除して欲しいお魚が自分からスカンクシュリンプに寄っていくそうです
いいねいいね!
シュリンプで水槽の雰囲気も変わりそうなので思い切って購入してみました
スカンクシュリンプ投入の効果は?
結論から言うと、効果抜群でした
投入した瞬間、まずアカネハナゴイが寄っていきました
寄っていったというより、スカンクシュリンプの足元にむりやり入り込んでいくほどでした
クリーナーの様子がこちら・・・

アカネ「あ・・・先生そこ・・・そこ・・・」
スカンク「ここがええんやろ?ここがええんやろ?」
なんだ、この光景は
2匹のアカネが代わる代わるスカンク先生にすり寄っていってました
その後ろではデバも待機
いやあんた擦ってなかったやん
我が家のヤエヤマギンポさんはボス的な存在で、ありとあらゆる生体に喧嘩を売り勝利します
そんなヤエヤマギンポさんが・・・しおらしくスカンク先生の近くで物欲しげな表情でじっと待機しています
誰だお前・・・あんなに狂犬やったのに、恋する乙女みたいやん・・・
そんなわけで、スカンクさんを導入してからはみんな体を擦ることがなくなり、替わりに毎日スカンクさんの前には長蛇の列が出来るようになりました
まとめ
・ホンソメワケベラはしつこい、かじることもある、大人になると掃除しない
・スカンクシュリンプは受け身で効果抜群だった
生体が体を擦っていて困っている方がいたらスカンクシュリンプをオススメいたします
擦っているのが寄生虫とは限りませんが、今後の寄生虫対策として導入しておくのがいいと思います
我が家ではスカンクシュリンプによってお魚たちが擦らなくなりましたし、海の生体達の不思議な習性が見れて鑑賞性も増し、大満足です
悩まれている方は検討してみはどうでしょう