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コリドラス特集 コリドラスってどんな魚?飼育方法は?

アクアリウムを始めてほどなく出会ったコリドラスという熱帯魚

水槽の底を泳ぐナマズの仲間ですが、一目惚れした1億円夫

1億円妻
1億円妻

ズバリ、コリドラスの魅力は?

1億円夫
1億円夫

愛くるしい見た目とその動き!それでいて水槽の掃除屋さんの役割も持っていて、掃除目的で飼ってみたら奥が深いのなんの!

種類が多いし、同じ種類でも模様や体型が違ってコレクター魂をくすぐられるというか・・・更に更に!

1億円妻
1億円妻

あ、もう結構です

コリドラスという名前すら知らなかったド素人でしたが、今では我が家の水槽の主役になり、1億円夫もこのうざさ

そんなコリドラスの魅力や飼育方法をご紹介!

コリドラスってどんな魚?

小型の熱帯魚でナマズの仲間

コリドラスは南米に生息するナマズの仲間で、種類にもよりますが体長3cm~10cmほどの小型熱帯魚です

1億円夫
1億円夫

我が家のぶちゃかわ星のニューヒロイン「白コリ」ちゃんです!

(ぶさいくじゃねーよ!ってコリドラスファンの皆様申し訳ございません。)

なんかひげとかあってぶちゃかわいいんっすよ・・・

熱帯魚と言うと「グッピー」や「テトラ」、「ベタ」などを思い浮かべる方が多いと思いますが、コリドラスは熱帯魚ショップでは必ず置いてありますので、アクアリウムをやれば必ず出会うお魚です

寿命は種類にもよりますが、3~5年 上手に飼育される方の中には10年以上生きている子もいるそうです

アマゾン水系など南米各地で採取され、東南アジアで養殖されたものが流通しており、価格は割と安価です

希少種や大きいコリドラスで5ケタするやつを時々お見かけします

我が家のコリデレラ(え?コリドラスとシンデレラをくっつけてみましたが何か?)は10種類ぐらいいますが、200~900円以内です

コリドラスの特徴と魅力

コリドラスは水槽の「お掃除屋さん

コリドラス最大の特徴と言えばこれでしょう

コリドラスは底物熱帯魚と言われ、底を這うように泳ぎながら、微生物やら上層の熱帯魚が食べ残した餌を食べます

熱帯魚の餌は水質を大きく悪化させますので、食べ残しのないように与える量には気を付けないといけません

この食べ残しを食べて水槽の底を綺麗にしてくれるのを目的で、コリドラスを水槽に導入する方も多いです

掃除屋としては「オトシンクルス」も有名ですが、オトシンクルスと違って水槽側面の掃除やコケ取り能力はありません

餌の食べ残しを処理するプロフェッショナルという感じですね

混泳相性抜群

コリドラスの性格はとても温厚で臆病な個体が多いです

うちのコリドラスで縄張り争いをしているのを見たことがありません

グッピーやテトラなどカラシン系熱帯魚は毎日縄張り争い・餌争いを繰り広げています

ベタに至っては最悪殺してしまうため、混泳不可能な状態です

その点コリドラス達は、上層を泳ぐ熱帯魚と棲む層が異なるため、コリドラス同士はもちろん他の種類の熱帯魚とも争いが無く、非常に混泳しやすい熱帯魚です

種類の多さは魚の中でも最大級!

コリドラスを掃除目的で導入したにも拘わらず、気が付けばコリドラスが水槽のメインになってしまうアクアリストも多いのではないでしょうか?

はい、私達です(え

その原因は種類の多さにあると思っています

コリドラスは確認されているだけでも何と160種類以上もいます

これは魚全体で見ても最大級の多さで、コリドラスの魅力の1つです

通称「もふもふ」がかわいい

コリドラスの魅力の1つとして、その見た目とコミカルな動きがあります

ナマズ独特のつぶらな瞳と髭がぶちゃかわいく、動きもコミカルで見ていて飽きません

グッピーとかテトラは綺麗なんですが、完全に飽きましたね(おい

コリドラスの動きの中でも特にかわいいのが、通称「もふもふ」という砂の中に口先を突っ込んで餌を探す行為です

びっくりするぐらい顔を砂に突っ込むんですが、更にびっくりするのが、そのまま砂もろとも餌を口に吸いこんで、エラから砂だけをぴゅっぴゅっぴゅって出すんです

個体差がありますが、うちには一匹ドリルのように激しく掘りまくる子がいて毎日見ていて癒されます

丈夫で飼育しやすく、初心者にオススメ

種類によりますが、コリドラスは基本的に丈夫で飼育がしやすい熱帯魚です

底物熱帯魚のため、グッピーなどと違って底の汚れには気を付けないといけませんが、水質にはそこまでうるさくありません

飼育方法は?

飼育用具

コリドラスに限らず、熱帯魚を飼育するのに必要な物ばかりですが、赤字はコリドラス飼育において注意が必要な物です

<コリドラス飼育に必要な物>

・必須:水槽、濾過装置&濾過材、エサ

・環境による:カルキ抜き、水温計、ヒーター、冷却器具、底砂、掃除用具

 

どれもアクアリウムをする上で大体買う物です

コリドラスの飼育において注意が必要な物について個別に取り上げます

エサ

コリドラスは、上層の熱帯魚の食べ残しを食べる掃除屋としても知られていますが、実は大食いで食べ残しだけでは足らない場合が多いです

そのため別途エサが必要になりますが、選択肢は3つあります

①赤虫・・・コリドラスの大好物。難点は「水が汚れやすい」のと、「生理的に無理」ではないかで、我が家は生理的に無理でした

②タブレット・・・沈殿タイプのエサ。難点は個体によって食べない場合がある・・・らしい。我が家のコリドラスはみんなモリモリ食べています。あと、沈殿タイプにたくさんのコリドラスがわらわら寄ってくるのは鑑賞する上で癒されます

ちなみに利用しているタブレットはこちら

【楽天】コリドラス エサ(タブレット)

③上層の熱帯魚のエサを多めにあげる・・・これはアクアリウムショップで②を食べない個体が出てきた場合にどうしたら良いか聞いて教えてもらった方法です。痩せていってないか観察する必要があり、難しそうでしたが、我が家はみんな②に食いついたので試す機会がありませんでした

底砂

コリドラスは底に落ちた餌の残りや微生物を食しますが、その際口先を砂に突っ込んで探す習性があります

そのためソイルはボロボロにしてしまうため、コリドラスとは相性が悪い底砂となります

中には上手にソイルでコリドラスを育てている方もいらっしゃいますが、初心者は避けるのが無難でしょう

また、砂の角が尖ったものも、コリドラスの口先を傷付けるためあまりよくありません

好ましいのは粒が小さく、角が丸い砂です

我が家で愛用しているのはこちらの砂です

【楽天】コリドラス用ボトムサンド

ちなみに底砂を利用しないと言う方もいますが、コリドラスは口先を突っ込む習性があるため、突っ込む環境がないことはストレスでもあります

個人的にはもふもふが癒されるし導入をオススメします

掃除用具

コリドラスは底を泳ぐため、通常の上層を泳ぐ熱帯魚に比べて、底の環境の影響を受けやすいです

そのため掃除用具は非常に重要になってきます

我が家も3つ試しましたが、アクアリムショップの店員さんや色々なブログでオススメされていた、プロホースに替えたら掃除がめちゃめちゃ楽になりました

<プロホースの良い所>

・ポンプを親指一本で押して、水を吸い上げれる(過去に買ったものは両手で握るタイプで、大変でした)

・水量の調整具が付いていて楽(過去に買ったものはチューブを自分で握って弱める必要がありました)

・バケツに固定する器具が付いていて地味に便利

【楽天】プロホース

プロホースに出会う前に、掃除に失敗して一度メダカを全滅させたことがあります

掃除のポイントや超重要なバクテリアについて解説しておりますので、よくわかない方は読んでみて下さい

冷却器具、ヒーター

コリドラスは20~28度ぐらいなら生きていける非常に丈夫なお魚です

ただ、水温が低いと白点病(寄生虫により、体に白い斑点が出来る病気。最悪死に至ります。)のリスクが上がります

逆に高い水温にはコリドラスは弱く、28度を超えると危ないです

25度前後で保つのが理想的で、お住まいの地域や部屋の環境で保てない場合は冷却装置やヒーターを購入しましょう

特に水槽が小さいと、水温変化が激しいので注意が必要です

ちなみに水質は弱酸性~中性を好みますが、この辺は他の大多数の熱帯魚と同じですね

飼育における注意点

水草とは相性が悪い

水槽の中に水草があると綺麗ですよね

水草を育てる上で、光などいくつか必要になるものがありますが、たいていの水槽にはほとんど揃っています

唯一不足するのが栄養素です

これを補うのがソイルなのですが、残念ながらコリドラスとソイルの相性は悪く、結果的に植物とコリドラスは相性が悪いのです

仮にソイルで上手くコリドラスを育てられたり、栄養剤を添加してソイル以外の底砂で植物を育てられたとしても、もう一つ問題が発生します

コリドラスは底の掃除が重要なのですが、根を張る植物の場合掃除がし辛いのです

勿論レイアウトで工夫されている方も大勢いらっしゃいますが、個人的にはまず手間をかけないで長続きさせて、上達したら次のステップとしてソイルとコリドラスにチャレンジする方が良いと考えています

また、コリドラス水槽にぴったりな方法として、「活着植物」というものがあります

活着植物とは、流木や石に接着剤や糸で植物を着けたものです

アヌビアスやウィローモスといった活着に適した植物があり、アクアリウムショップでも活着された状態でよく見かけます

これによって、植物とコリドラスを同じ水槽で飼育しながら、掃除の際は流木ごと水槽外に出して底を掃除することが出来ます

コリドラスを飼育されている方で、活着植物を利用されている方は良く見ます

我が家は元々根を張る植物と一緒にしていましたが、掃除がやり辛いことから活着植物に変更しました

非常に掃除がやり易くなりましたので、オススメです

美の秘訣は水流!

他の熱帯魚だと水流を嫌うお魚もいたりしますが、コリドラスは逆です

ある程度の水流がある方が背びれなどが美しく育ちます

必須ではないですが、エアレーションなどを置くと喜んで飛び込んでいきます

Youtubeでアマゾン川の支流を泳ぐ野生のコリドラスの映像を見ましたが、びっくりしました

1億円妻
1億円妻

流れはっや!!

すんごい流れの中を逆走するコリドラス達が映っていました

それを見てからうちも水流強めにしましたが、疲れないの?ってぐらい逆走して遊んでいます

あと、水流を作ることで水槽に淀みがなくなるのもメリットです

上手なアクアリストは水流を利用してエサや糞が一か所に集まるように工夫されていたりします

コリドラスの異常

基本丈夫なお魚なんですが、1億円夫婦は何匹か☆にしてしまいました

はっきりとした原因は断言出来ませんが、色々調べると以下の原因が考えられます

①水質や底の環境悪化

②購入段階で弱い個体だった

①は水質にうるさいシュリンプが元気なので何とも言えないですが、やはり☆にした方のブログなどを見ていると水質変化で☆になったケースが多かったです

我が家は購入して1週間以内に☆になるケースが多く、同時に購入した中でこっちは元気なのにこっちは☆になるという状況だったので②かなと思っています

購入時によく見極めましょうと書かれていますが、正直初心者には難しい・・・!

忙しなく動き回っているのはあまりいい個体ではないそうです

どっしり落ち着いて餌を食べている方がいいんだとか

ちなみに以下の状態になったら☆になりましたので、該当する方は要注意です

①上下運動をやたらする

②餌を食べない

③お尻が浮く

状態の変化としても①⇒②⇒③の順番のような気がします

③が更に悪化して逆立ちになった子もいました

何度か経験してわかりましたが②の時点で絶対異常です

すぐに別の水槽へ避難した方がいいです

③にいくとかなりの確率で☆になりました 一匹だけお尻が浮き、餌も食べない状態から別水槽へ移して復活した子がいますが、後は全員☆になりました

毎日観察して、異常をすぐに察知してあげることがとても大事です

病気というケースもありますが、正直病気になったら初心者が復活させるのは不可能に近いと思っています

隔離を行い、何の病気か特定してそれに適した治療薬を使う必要があります

ですが、初心者はまず隔離用の余分な水槽がない

色々な病気用の治療薬がない

何の病気が見て判別出来る経験と知識がない

そして何より、お魚が変だなと感じてから☆になるまではあっという間です

その間に適切な処置をするのは非常に難しいです お魚が苦しんでいるのに何もしてあげられないのは非常に苦しいのですが、初心者は何より病気にならない予防(水質管理)を徹底するに尽きると思います

コリドラスの種類

コリドラスは160種類以上と種類が非常に多く、コレクション性の高いお魚です

大きく3つのグループがありますのでその紹介と、初心者にオススメのコリドラスをいくつか紹介します

ショートノーズ

3つのグループの内、最もメジャーで最も種類が多いグループです

読んで字の如く、鼻(口先)が短いのが特徴です 先ほど紹介した白コリもショートノーズです

人気種も大体このショートノーズで、多少の個体差はあるものの、後述するロングノーズよりも温厚で飼育がし易いのが特徴です

コリドラス初心者はまずショートノーズを飼育することをオススメします

ロングノーズ

こちらはショートノーズと違い、鼻(口先)が長いグループです

ショートノーズと比べると顔が長く、全体的に細いフォルムをしています

個体にもよりますが、ショートノーズに比べて体が大きく、性格が若干荒い種類もいます

とは言え、他の熱帯魚と比べると全然温厚なのは間違いありません

また、野生のコリドラスは大群で行動していますが、このロングノーズには群れない種類もいます

水質に敏感な種類もいて、どちらかというと上級者向けです

セミロングノーズ

ショートとロングの間のグループ

ショートより若干顔が長く、ロングよりは体が小さいですが、初心者からすればショートとの違いがわからん!ってなるかもしれません

飼育難易度などもショートノーズとほぼ同じです

初心者にもオススメのコリドラス

代表的な御三家から、かわいらしいミニコリまでオススメの種類をご紹介しております

 

いかがでしたでしょうか?

知れば知るほど奥が深いコリドラス

そんな彼らに少しでも興味を持っていただけたら幸いです